YAPC::ASIA 2012行ってきた。


俺、perlなんて組まないのにね。

YAPCとはなんぞや? という話は、YAPCの公式サイトを参照していただくとして、今日はそのYAPC内で行われるサブイベントLT-THONのお手伝いで行って来た。

LT-THONとは、「LT+マラソン」を略した造語で、いわゆる「LT(Lightning Talk)」を間髪入れず順次行なっていくというもの。本来、LTは「話して終わり」的なものではあるのだが、今回のLT-THONは主催がHachioji.pmということもあり、LT中のリアクションもありだし、最後に質疑応答も受け付けるという、「TalkerとListenerとのコミュニケーション」に重点を置いた、ちょっと特殊なものとなっている。

ちゃんとイベントとして成立するのか、みんなドキドキ、キリキリしながら当日を迎えたのだが、蓋を開けてみれば、そりゃもう大盛況。主催のみんなはホッと胸を撫で下ろしていた。まぁ俺はお手伝いなので、写真撮って終わりだったのだが。

大盛況と言える根拠は、事前登録してくれたTalkerの数に迫る勢いで飛び入りTalkerが大量に現れ、「LT+マラソン」という名の通り、休憩もなく怒涛の連チャンLTが行われたところだ。なんだみんな結局しゃべりたいんじゃん。事前登録すればいいのに。的な。おそらくは、LT-THONというものが一体どういうものかわからず、誰もが尻込みをしていたが、実際に聞いてみると非常にラフで、会場全体で楽しんでいる雰囲気を感じて、「あ、これなら俺もやりたい」と思う人が多かったのだろうと思う。また、中には「LT-THON聞いてたら、聞きたかったメイントラックを聞き逃した」という人もいた。ただ聞くだけじゃなく、会場全体で楽しむことができ、コミュニケーションもとれる。TalkerもListenerも非常に充実した時間が過ごせたんじゃないかと思う。もし来年、またLT-THONが開催されるなら、事前登録をしてくれるTalkerが大量に現れるんじゃないかな。

まぁ俺が一番驚いたのは、YAPC::ASIAにトークを聞きに来てるはずの人たちがみな、飛び入りでLT出来る程度にはLTの資料を準備/持ち歩いてたというところなんだが。なんだみんな結局喋りたいんじゃん。