BookEverというアプリが超便利で、使ってて楽しい。

相変わらず前置きが長いので、BookEverについて知りたいだけなら下記「BookEver」という見出しまで飛べばいいさ。

前置き

俺はよく漫画を読む方で、気に入った漫画の新刊が出ると基本的に買う方なのだが、かならず発売日に買うわけではなく、ふとAmazon覗いたらおすすめに新刊っぽいのがあるなーと気づいたら買う程度のものだ。しかしこのやり方してると、すでに買ったものなのか、まだ買っていないものなのか、あまり思い出せない。かならずAmazonで買っているなら、Amazon先生が「もう買ってるよ?」とか言ってくれるのでわかりやすいのだが、たまにフラッと寄った本屋で買ってしまう時もあるので、ポチるのにも躊躇するときがある。

それを防ぐには、持ってる本をリスト化していつでも参照できるようにしておけばいいのだが、数ある本棚サービスは、だいたいサイトが重いし、本の登録が面倒くさい。登録が面倒くさいと、登録が遅れ、最悪、一切しなくなる。というか、しなくなった。今では、本屋で買った本をAmazonで検索し、なんとかして「持ってます」フラグを立てることで対応してるが、これもやはり面倒くさい。もっとサクッとリスト化できて、サクッと参照できるものはないのか。ずっと悩んでいた。

まったく関係のない流れで、TwitterのTLに流れてきた 初心者は必見!Evernoteの使い方に迷ってるなら作って欲しい20個のノート | simple days というエントリが目に入った。Evernoteといえば、いろんなものがメモできて、そりゃもう人には見せられない妄想とかも書き連ねてみたり、バレたらヤヴァい個人情報とか書き連ねてみたりしているわけだが、自分なりに、いまいちパッとしないというか、画期的な使い方が思いつかなくてモヤモヤしているため、どうしてもEvernoteの使い方エントリには目がいってしまう。今回のエントリを見たのもそれだった。

読んでいくと、いつもの俺の使い方と大差ない方法が並べられているだけだった。そもそもEvernoteはメモツールなので、それで紙飛行機を折るみたいな画期的な方法なんてものはないのかもしれない。しかし、「使い方」に画期的なものはなくても、「メモの投げ方」に画期的なものというのは存在するようだった。その一つが"BookEver”だ。

BookEver

BookEverはiOS向けアプリで、AppStoreから購入できる。購入できるといっても無料アプリなので0円だ。このアプリは、本の裏に書かれているISBNバーコードをカメラで読み取ると、自動的に情報を取得し、Evernoteに送ることができるアプリである。撮影モードにして、撮影範囲にバーコードを写すと、特にシャッターをきる必要はなく自動的に読み込まれる。本のタイトルを検索する必要もない。バーコードから本の情報を取得する時間も高速だ。何冊もバシバシ記録していくと、そのスムーズさに、作業がすごく楽しくなってきた。
もちろん、Evernoteに送信する前に、Evernoteのアカウントとリンクしておかなければならないが、送信先のノートブックを指定することができるから、Evernoteの標準ノートブックを汚すこともないし、後から検索、参照もしやすい。下手な本棚サービスとは比べ物にならない便利さだ。

最新刊を買ったかどうかの確認以外でも、本の存在情報を電子データ化できれば、いろいろ便利なのではないだろうか。本を沢山持っていて、なかなか管理ができないと困っている方は、ぜひとも使ってみてもらいたい。