第2回ペアプロ合コンいってきた

合コン成分の成果を聞くとかナンセンス。
そんなわけで、ペアプロ合コン行ってきました。


選考課題

今回のテーマは「javascript」。前回のRubyとは違い、俺の得意分野であり、ある程度の本領を発揮できるテーマでもある。つまり、前回と異なり、恐縮することもなく、胸を張ってペアプロを楽しめるのである。ともなれば参加するしか無いだろう。
例によって例のごとく、男性陣は本気なのかネタなのか、応募者多数により選考課題がでた。今回は、はじめからそうなると予想していたようで、「とりあえずなんかだせ」的なざっくりしたものではなく、ちゃんと課題形式として出されていた。
とは言え、(あとで聞いた話だが)この勉強会の主目的はコミュニケーションであり、必ずしもスペシャリストである必要がない、ということもあり、そのレベルは初級程度。jQuery得意じゃなくても、ネットを調べれば分かるような問題であった。

そんな問題の俺の回答はこちら。

http://utageworks.jpn.ph/pp_con/pp_con_subject/

クリックしても1度しか効果のない要素については、on("click",function(){});内にoff("click");を入れるようにし、何度も効果を持ちそうなボタンについては、付加されるidをclassに変更するなどの処理を加えてみた。しかし、審査員満場一致の満点とはならなかったようで、より良くするためにはどうすればいいのか、色々悩んでいるところである。

審査通過

javascripterといえば、いることろにはわんさかいるので、いくら俺がjavascript好きだからとはいえ、審査に通るとは限らない。そんな気持ちでワクワクしながら待っていると、無事に審査通過メールが届く。
前回、参加者一覧というか、自己紹介一覧を紙で配布するというとてもアナログなことをしたペアプロ合コン事務局ではあるが、今回は一転して「専用のSNS」を作成していた。審査通過メールが届いたあと、そのSNSの招待メールが送られてきて、当日までに、各自記入していくことになったのである。とはいえ、どうも急ごしらえ感が否めない。スマフォ版デザインがあるのにスマフォでは上手く動作しなかったり、一度トップに戻らないと別のページに遷移できなかったり、おそらくペアプロ合コン事務局に必要なのはUIデザインする人だと思う。

当日

リマインダーメールも届き、まだ2回目だというのにだいぶ形になっていた事務局に感動しつつ、ついに迎えた当日。無線LANが上手く動いてなかったようだが、どうせ混雑するからと自前スマフォのテザリングを使用していた俺に抜かりはない。

ペア一人目

お相手は、HTMLを覚えたいというインフラ屋さん。浴衣姿で登場した彼女は、持っていた風呂敷を広げると中からMacBookを取り出した。まさかのMacBook in Furoshiki である。そんな粋な装いに感動しつつ、始まった前半戦。与えられたお題は「フレームとかマーキーとか使われてる、昔良くあった個人サイトを作り変えよう!」というものだった。女性側には予めこの課題が公開されていたということなので、「このサイト、どのようにしましょうか」と尋ねたところ、「あまり考えてなかった」とのことだったので、「それならとりあえずフレーム外しましょうか」ということになった。

http://utageworks.jpn.ph/pp_con/pp_con_2_before/index.htm

ドライバーは俺。ナビゲーターをペアの方にお願いし、ナビゲーターには「こういうふうにして欲しい」という指示を出してもらうことにした。
フレームを外すと一言に言っても、やること考えれば1からデザインを起こす必要がある。ひとまず、ワイヤーフレーム的には現在と同じになることを想定し、HTMLを組み、ペアの方にざっくり区分けを意識してもらったら、次にFireworksを起動。内容は同じまま、これまたざっくりデザイン(というよりワイヤーフレーム)を起こした。
ペアの方が「画像を入れたい」ということだったので、画像を探して埋め込んだり、ロゴ欲しいよねーという話をしてIllustrator使ってざっくり作ったり、それに合わせてレイアウト変えてみたりと、デザインベースでイメージを掴んでもらって、俺はそのイメージをHTMLベースで整形していくという、なんとも大雑把なやり方で進めた。

デザインとHTML+CSSとが組み上がった時点で前半戦が終了。一行もjavascriptを書くこともなく、しかし個人的にはだいぶいいんじゃなかと思えるデザインにリニューアルされた。

ペア二人目

二人目の方はフロントエンジニアの方で、会社でプロトタイプの制作を主にしているとのことだった。作ったものを見せてもらうと、そこには「秀英体」の文字。あー、秀英体って有名なんだなぁ俺よく知らないけどーと思ってたら、「自社のフォント」というではないか。え、自社って、え? みたいな感じで社名を出して聞いてみると、どうも俺の親会社の中の人というではないか。とんでもない偶然。うっかり名刺交換をして後半戦を開始することにした。
ペアの方に「何をしましょうか」と聞くと、前半戦で俺がやったことの続きでいい、というので、何をしようとしていたかを簡単に伝える。ひとつは「ページ遷移をしないで内容が変わるようにしたい」、もうひとつは「その各内容に、URLのハッシュを使ってアクセスできるようにしたい」の2点。ペアの方は、javascriptもそこそこ組めるとのことだったので、それならとドライバーをやってもらうことにした。
とてもペアプロ的な状況ではあったのだが、正直組める人が組んでる姿を見てても結構暇だったりするので、なにか質問された時にサクッと答えられるよう、自分でも自分なりに同じ機能を実装することにした。少し組んだら様子を見て、気になるところを指摘し、また、何か質問されたら自分のコード上で軽くテストして回答して、そんな事を雑談しながらしていた。なんともペアプロ合コンっぽい瞬間である。それが会社のローカル話でなければ。

なんともスムーズにコーディングが進み、ちょうど終わった頃に後半戦も終了。そして出来上がったものがこちら。

ペアプロ結果

なんとも満足な結果である。
他の参加者からもデザイン、効果ともに褒めてもらえたりもした。

ちなみに、並行して俺が作っていたページがこちら。

俺サンプル

懇親会

くんずほぐれつの懇親会。ペアプロ合コン本会では、同じテーブルになった3名の方としか話す機会がないので、他の参加者との会話ができる貴重な機会でもある。
どうせ壁の華と化すだろうと思ってる俺は、早々に運営と話し始める。そして、誰かと話してさえいれば、他の誰かがフラフラと合流してきたり、フラッと別の和に入り込んだりしやすい。そして徐々にお酒が回ってくるなり、ところかまわず割り込んで話し始め、そうやって広がる友達の輪。
とはいえ、この懇親会は「本番」ではないのだ。そう、ここはいわば、顔合わせの時間…

合コン

ペアプロ合コンの「合コン成分」の本番です。こっちが本番です。もう既にお酒はいってるし、居酒屋だから席ついちゃえばもう壁の華になんかなりようがないし、とにかく女の子と無駄話する貴重なお時間なのです。
とはいえ、この段階で女性は何人か帰ってしまっているので、いかに女性の近くを陣取るかによってその楽しさが変わってくるという戦争でもある。
と思ってたら、意外と女の子の参加率も高く、普通に話も出来る状態で、なんとも平和な感じでした。

それより驚いたのは、ペアプロ合コンの参加者に#perlbeginnersの参加者がいた事。あーどこかで見たことあるなーと思ったら、[twitter:@take4_k]さんでした。地下で圏外になったiPhoneのために、テザリングWi-Fiを提供してくれた[twitter:@take4_k]さんに++を送りつつ、俺は恒例の運営との雑談に走るのです。

そこで、タブレットバイスにインストールしたWindows8を見せてもらって、何このサクサク感!的な驚きに感動しつつ、今後のMicrosoftに期待を抱きながら、ペアプロ合コンお開きとなるのでした。

感想

前回に引き続き、とても楽しい勉強会でした。
合コンという命題を一切クリアできないままですが、また次回も参加させてもらいたいところです。
まぁ懇親会中に「皆勤賞! 皆勤賞!」とか言われたので、これ次回でないと怒られるよね。

さて問題

俺は何度「感動しつつ」と言ったでしょうか。